こんにちは。グッピらんNAです。
夫と結婚して約20年になります。
私が思ってたのと違う、夫婦の立ち位置に戸惑い続けた年月。
今日はこんな方々に、少しでもお互いを理解する余地ができることの力になればと思って、
最近になって気付いたことを書き出してみたいと思います。
- 「夫は私を必要としていないんじゃないか」 とか「仕事ばかりで何もしてくれない」 と思っている妻さんたち
- 「妻はいつもイライラしていて、何をしても怒る」 とか「DVするわけでもなく、浮気するわけでもないのに、何が気に入らないのかわからない」 と思っている夫さんたち。
【結論:立ち位置に違いがある】
妻の場合
家族関係:『ドラクエ』 先頭に夫、後方に妻と子供
夫婦関係:『眠れる森の美女』 闘う夫、守られる妻
夫の場合
家族関係:『もののけ姫』 闘う夫、もっと闘う妻
夫婦関係:『オデッセイ』 ステーションを軸に自由に飛び回る宇宙飛行士の夫、すべてを受け入れ何でも揃ってる宇宙ステーションの妻
では、解説してみます。
【妻:理想の夫と実際の夫の姿】
妻の理想は、夫が結婚前と同じように優しい言葉と態度で接してくれて、楽しく会話をしながら共に家事をし、休日には家族でレジャーに行く、というものではないでしょうか。
夫という存在は、ドラクエの主人公のように先頭に立って家族を守り、引っ張っていってくれる頼れる人、弱い部分が見えると母性で守ってあげたくなる、そんな存在であって欲しい。
ドラマの男性もそんな風な人多いですよね。
妻は、いつも休みなく家事を次々にこなし、仕事に行き、お姑さんともうまくお付き合いしなくてはいけない。時には嫌な思いもする。まあ、多々嫌な思いをする。
夫に話したいことが山ほど積もっているわけです。
しかし実際、夫はそうではないんですよね。
家庭に入ると即日、夫は思っていたのと違う別人になっています。
夫の現実の姿は、
- 家事を一切してくれない
- 会話がない、聞いてくれない
- 食卓に皆がそろって食べるという考え方がそもそもない
- 休日はごろ寝かゲーム。レジャーは基本ひとりか友人と
- 家族で出かけても、すべて自分ペース
妻はそれを不満に思い、思いつめ、辛くて夫を責める。
夫婦のこういう風景、ありますよね。
【夫:妻(私)が推測する夫が思う妻】
夫は基本、妻とはひとつのチームです。
オレは仕事で全力で闘い、妻は家庭で闘い、時には外に出ても闘う。
親戚行事もチームの代表ひとりが参加すればいいし、子供の学校行事なども同様です。
多くを話さなくてもわかってくれている相棒であり、あうんの呼吸を求めます。
結婚前と後で態度がガラッと変わる男性は、これが根本にあるからではないか、と個人的には思っています。
宇宙ステーションです。
結婚前は母という宇宙ステーションに属し、そこから綱をつないだ状態で自由自在に行ったり来たりしますが、結婚するとその綱が妻につながれるのです。
妻は大きな拠点なんです。
家庭が安らかな場所たりうるのは、妻がそういう拠点でいてくれることです。
【夫が見る妻の姿】
仕事は戦場なのでしょう。
男はいつの時代も常に、生きるか死ぬかの勝負を強いられてきているのでしょう。
まあ、クタクタなわけです。
それなのに、家に帰ると妻があれこれ言い、最終的には怒り出すのです。
若いうちは、妻を無視したり逃げたりします。
でも許されると思っています。
宇宙ステーションだからです。つながっていると信じているのです。
そういう関係を築き上げてきていると信じているのです。
でも、妻はそうは思っていません。
妻は確実にその信頼という綱を切っていっています。
失望と共にです。
それが何年も続くと、夫はもう必要な存在ではなくなっています。
【夫さんたちに知ってほしいこと、妻さんたちに知ってほしいこと】
妻は基本、夫に愛されたいのです。
それだけです。
あれこれ文句言っても、怒っていても結論はそれです。
それがわからなくなるくらい我慢して、失望してしまい、もう過ぎたことにできなくなってしまうのです。
夫はそういう妻を、まだ浅いうちに無視したり逃げたりしてしまい、気付かないフリをあまりにもし過ぎるのです。
そして取り返しがつかないくらい、大きく信頼を失っているのです。
〈韓国のTVで見た、おもしろい結果〉
詳しくは覚えていませんが、老齢の男女へのアンケートでした。
老後に必要なものベスト3
男性:(1位も2位もなく、ダントツで)妻
女性:3位 サウナ(チンジルバン)、2位 友人、1位 お金
夫は、妻を必要としているのです。
ただ、あまりに当たり前なので、自由にあちこち行くのです。
妻は、夫から見放されたと思うのです。
そして別の生きがいを見つけるのです。
【まとめ:夫と妻は常に他星人】
最近は男と女の違いを分かりやすく解説しているものがありますよね。
脳構造から違うとか……本当におもしろいですよね。
結婚前だとそういうことも笑って理解しあえても、結婚すると笑えなくなってきて、子供まで巻き込んだつらい結果になったりします。
男と女では、夫婦というものにも考え方が違う。
ということを、いつも思い出さないといけないのではないでしょうか。
もちろん、いろんな人がいて、人それぞれ、家庭それぞれでしょう。
私が書いたことがまったく当てはまらない方もいることでしょう。
でも、その夫婦にしかできない交流方法というものがきっと存在するのではないか、と思います。
みな、幸せを求めて結婚します。
子供にはもっと幸せを与えてあげたいと思います。
それに向かって、めげることなく、お互いが歩み寄る必要はありますよね。
【結論:お互いの立ち位置の違いを知ると、相手が自分を認めていることに気付き、少し理解することができる】
今日もありがとうございました。