SDGs 【2. 飢餓をゼロに】 ターゲット2.4とは
こんにちは グッピらんNAです。
国連加盟国が立てた
2030年までに達成したい『誰一人取り残さない』 17の目標 と 169のターゲット。
目標2. 飢餓をゼロに の2.4の項目です。
2.4 2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。
生産性とは、できる限り少ない投資で大きな成果を生み出すことですから、
この項目はつまり、
できるだけ少ないコストでたくさん生産量を増やしつつ、気候変動や天災に左右されない土地や、その質を維持・改善できるシステムを確保して、強い農業を実践させよう。
生態系も守りながらね。
ということですよね。
先進国は先立って、自然を伐採し生態系を破壊してしまうこともしつつ土地を開拓し、そこに持続可能な食料生産システムを確保して、レジエントな農業を実践できているところが多いでしょう。
とは言いつつも、異常気象や災害によって生産に影響がでたり、現在のような状況下においても、大きな影響があるわけです。
先進国でさえです。
これから飢餓を減らし、更にはゼロを目指そうとする貧困状態の国に、自然を伐採すること土地を開拓することを、地球温暖化という大きな課題を前に私たちは、「ちょっと待った」 と言いたくなる現実があります。
大自然がある地域は守らないと、と。
さらに、
異常気象、最近、よく感じませんか?
私が住む韓国では、中国から来るスモッグの影響が、そりゃもう、深刻です。
私が小学校の頃、
「光化学スモッグが降りてきます。みなさん、早く下校しましょう。」
なんて放送されて、ハンカチで口を覆いつつ慌てて家に帰った記憶があります。
空を見上げつつ、
「光化学スモッグって何だろう、目に見えるのかな、怖いのかな」 なんて思いましたが、
韓国の今の空は毎日のようにやや黒くどんよりと曇り、時には鉄の匂いがします。
駐車された車は一様に砂をかけたように汚れ、
マスクをしていない赤ちゃんを抱いている、マスクをしたお母さんを見ると、
「おいおい」 と強く抗議したくなります。
(現在は別の理由で、みんなマスクしていますが)
先進国は先立ってスモッグを世界にひとつしかない空に勝手に放出し、
後から科学が追いついて、いざスモッグを放出しようとする途上国には、
「ちょっとやめろよ」 と言うのは違う気もします。
しかし、そうも言ってられない地球の事情もあります。
未来の子供たちが、エヴァンゲリオンのように地下に暮らす事態にならないようにしつつ、
『誰一人取り残さ』 ず飢餓をゼロにしていく道を見つけていかなければいけません。
農業と工業
ちょっと話がずれた感がありますが……
ちなみにこの項目に対する指標は、
2.4.1生産的で持続可能な農業の下に行われる農業地域の割合
そして、生産性の向上について参考にしたサイとをリンク
今日もありがとうございました。