SDGs 【2. 飢餓をゼロに】 ターゲット2.2 とは
こんにちは グッピらんNAです。
国連加盟国が立てた
2030年までに達成したい『誰一人取り残さない』 17の目標 と 169のターゲット。
目標2. 飢餓をゼロに の2.2の項目です。
2.2 5歳未満の子供の発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。
栄養不良とは:健康に育つためのバランスのとれた栄養が摂取できていない状態を示し、発育阻害、消耗症、低体重、過体重などの状態
発育阻害とは:
妊娠中の9カ月と赤ちゃんが2歳になるまでの計1千日間に適切な栄養が与えられないために、子どもの身体的・精神的発達が阻害されることをいう
消耗症とは:
体成分が減少して生活に障害がでる可能性があるほどになること
コトバンクより引用しました。
「国際的に合意されたターゲットの達成」 で検索しましたが、ありませんでした。
25年までに達成するとありますが、まだ国際的平均での発育阻害や消耗症の基準値が定まっていないのではないか、と思います、
子供の発育段階での阻害や障害は、母親の胎の時期から影響があるからでしょう。
まずは25年までに、幼児の発育阻害基準を絞り、
その上で、お母さんとお母さん予備軍の栄養不良に対処する、ということですよね。
ユニセフのリンクです。
上記ユニセフのサイトから主要データの箇所を抜粋しました。
世界の5歳未満児のうち、栄養不良に陥っている子どもたちの数
- 1億4,400万人が発育阻害、世界の5歳未満児人口の21.3%(1990年時点では2億5,500万人)
- 4,700万人以上が消耗症、世界の5歳未満児人口の6.9%
- 3,830万人以上が過体重、世界の5歳未満児人口の5.6%(1990年時点では3,100万人)
【このターゲットに関わるグローバル指標】
2.2.1 5歳未満の子供の発育阻害の蔓延度(WHO子ども成長基準で、年齢に対する身長が中央値から標準偏差-2未満)
2.2.2 5歳未満の子供の栄養不良の蔓延度(WHOの子ども成長基準で、身長に対する体重が、中央値から標準偏差+2超又は-2未満)(タイプ別(やせ及び肥満))
子供たちは私たちの未来
この目標を達成させるためにできることを
考えていきたいですね。
今日もありがとうございました。