SDGs ターゲット1.2 とは? 調べてみました。
こんにちは グッピらんNAです。
国連加盟国が立てた
2030年までに達成したい『誰一人取り残さない』 17の目標 と 169のターゲット。
そのうちの2つ目、1.2は?
1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。
これを深掘ってみます。
〈各国定義とは?〉
―それぞれの国の中での富裕層と貧困層をライン引きして、ということですよね。
〈日本ではどうなってるの?〉
貧困層とは、絶対的貧困層と相対的貧困層の2つに分けられ、
日本は相対的貧困層に入るそうです、
相対的貧困層とは、国の生活水準や文化水準と比較して、それより困窮していることをいいます。
以下、引用です。
厚生労働省が公表している相対的貧困率の算出方法から等価可処分所得の中央値の半分に満たない世帯と定義付けられています。
2015年時点では等価可処分所得の中央値は245万円であり、この半分となる122万円未満の可処分所得(収入などから税金や社会保障費などを引いた金額)の世帯が相対的貧困層となります。
この相対的貧困層の割合は2003年には14.9%だったのに対し、2011年で16.1%まで増えています。
現在は経済の回復で多少低下したとされていますが、それでも15%以上の人が相対的貧困層に当たると言われています。
簡単に分かりやすく言うと、
税金や保障を引いた手取り分のお給料が、
平均値の245万円より半分未満の122万円の世帯が相対的貧困層となり、
現在でも15%以上いる、ということです。
特に日本では子供と高齢者の貧困層への広がりが大きいようです。
〈私が住む韓国では〉
高齢者の相対的貧困層の割合が、ざっくり検索してみても、
40~50%まであるようです。
深刻です。
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昨年から続く世界的困難な中で、
経済面でも大きな打撃を受け、これからしばらく受け続けるであろう私たちは、
貧困という言葉が他人事ではなくなってきています。
正直にいうと、上がり下がりはありましたが、私は結婚後、ずーっと低迷しています。
ここで、貧困とは何ぞやを、数値として詳しく知りたいというより、
私もそうだったり、近所のコーヒーショップ開店でがんばろうとしている若い人だったりが、
自分から発生した原因ではないもので、貧困状態に追いやられている状態から、
少しずつでも前進していけるように、国連が掲げた
誰一人取り残さない を真剣に考え実践して、実現していけたら
そう思っています。
まずは知ることから。
韓国の俳優チョン・ウソンさんが、ユニセフの大使をしていたころ、こんな話をTVでしていました。(私の記憶なので多少違っていたかもしれません。)
大使になった責任もあって、現場でも会う人会う人に募金をお願いしましたが、人によっては「隣国のことより、隣人からまず助けないと」 と言われた。
しかし、私はこう思う。
飢餓や内戦で苦しむ他国も、地球という国で見れば隣人だと。
その通りだな、と思いました。
世界的に有名な俳優さんが発する力は大きい。
私のような無名HSPおばちゃんは小さな力でしょう。
でも、やってみよう。
誰一人取り残さない。
私も。あなたも。
グッピらんNAでした。
参考にさせていただきました。